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「デザイン書に恋して…vol.3」インタビュー

更新日:2018年10月11日

踊るような優美さを味わえる「デザイン書に恋して…vol.3」

今日は10月10日(水曜日)から10月14日(日曜日)まで行われている「デザイン書に恋して…vol.3」をインタビューさせていただきました。

「デザイン書」とは、字をメインにしつつも絵画のように楽しめる書で、下の写真のような作品が飾られています。 
絵画でもなく、書道でもない、不思議なジャンルです。

今回の展示会は、よりあいどころと雷山公民館の二ヵ所で行われているデザイン書サークルによる、数年の一度の合同作品展。普段は別々に活動している二つのサークルが交流する場にもなっています。
今回は4年間描きためたデッサン書を一斉に公開しているため、14名という会員数でありながら展示数も多くなっています。
  
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日々の生活の中で、好きだと思ったこと、季節や風物詩、好きな言葉や家族への思いなど、さまざまな感情をこめ、「書」に自分が抱いたイメージをプラスして、デザイン書という形で表しています。

作品にはそれぞれ題名や解説がついているため、どういった思いで描かれたものなのか伺い知ることができます。
 
中には、自作の俳句や短歌を書いた作品もありました。
デザイン書は、絵画と書道の異なるジャンルの特徴を組み合わせ、色鮮やかに、かつ自由に文章を載せることができ、見る側も絵を見るように気軽に楽しめるのが、デザイン書の魅力でもあるとのこと。
 
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写真の中央にある三作品は、ぼんやりとした薄い文字が書かれています。これは「淡墨」といい、学校の書道で使う墨とは違う種類のもので、淡い色合いを出すのに適しています。

色のついた文字は、顔彩という画材を作っていて、本来は日本画用に用いられるものだそうです。 鮮明でクリアな色合いになりすぎず、落ち着いた雰囲気を出すことができ、デッサン書との相性もぴったりです。

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また、写真の作品を見ると、字の周りの背景や額縁も様々な種類があることに気付かれると思います。
これは、それぞれの作品に合わせて独自にデザインされたもの。
折り紙で作った花を敷き詰めているものや、絵の裏に敷くマットをカットして、二種類の背景にしているもの、透明な額に入れているものなど、書を引き立てるための様々な工夫がされています。

手前の展示室に配置された机には、主にサイズの小さい作品が並べられていますが、これは新しく入った方の作品です。最初はハガキサイズのものを作って慣れていきます。
10年近くデザイン書を続けている方もいるとのことでしたが、そういった経験者の方は大きな作品に挑戦し、奥の展示室に飾られているものもあります。
  
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奥の展示室の中央には、先生の作品が飾られています。全紙サイズの一際大きな作品で、枕草子の有名な一節「春はあけぼの」から始まる段を書き、文字の背景には英語で描かれた季節名が模様のように浮かび上がっています。
実際の描き方についても詳しく教えていただき、白抜き剤という画材を用いて、後ろの英語の文字が立体的に浮き出るよう加工したり、霧吹きを使って淡く薄い色合いにしたりなど、初めて知る技法をたくさん学ぶことができました。長い工程を必要とする作成方法で、その時間に見合う美しい作品となっています。
 

和の華やかさと、しっとりした優しさを兼ね合わせた「デッサン書に恋して…vol.3」は10月14日(日曜日)まで。ぜひ美術館にお越しください!きっとデザイン書に魅了されるはずです。
 
次回のインタビューは10月18日(木曜日)頃に更新予定です。

お問い合わせ

教育部 文化課
窓口の場所:新館6階
代表番号:092-323-1111
直通番号:092-332-2093
ファクス番号:092-321-0920

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